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思い出した記憶、、

こんにちは、元気いっぱい中込でございます。
今日は本コミ企画さんに本の注文をかけようと思い、シックハウス関連の書籍を探していました。
コットン(綿)栽培の農薬で亡くなる方が何万人いるという話をきいてビックリしていたところ、こんな会社があるよと井上店長がが教えてくれたのが「パタゴニア」でした。
アウトドア用品を取扱うPATAGONIA(パタゴニア)のホームページには、コットン(綿)製品全てをオーガニック(農薬化学肥料不使用)コットンで生産している理由としてこんな風に書いてありました。
「コットン(綿)は「ピュア」で「ナチュラル」な植物繊維だと思い込んでいました。

植物であった点は正解でした。

ところが驚いたことに、一般的な栽培方法のコットン(綿)はほとんどがピュアでもナチュラルでもなかったのです。米国の農薬使用量の10%が、農地全体の1%にすぎないコットン(綿)栽培に使われていました。カリフォルニア州の6つの郡だけで、一般的な栽培方法によるコットン(綿)に、毎年26,000トンの農薬が使用されています。さらに調査から、広範囲に集中的に使用している化学肥料、土壌調整剤、枯葉剤、その他の化学物質が、土や水、空気を汚染し、数多くの生物に対して多大な害を及ぼしていることがわかったのです。

その現状を変えられるものは、オーガニックコットンへの切り替えでした。」

100%オーガニックコットン、、すごいことですよ!!この会社の姿勢はすごいと思います。農薬や化学肥料を使わないって決めたらそれに徹して、経費がかかっても貫く。私が購買者としてできる事はこの会社やオーガニックコットン栽培に関わっているひとたちがくじけないように、買い物をするときに一度改めて商品の背景を考えてみることも一つだとおもいます。

最近買い物を全くしない私。しないというか特にほしいものもなく、でも精米機ほしいですけど(笑)本当に生活がシンプルになってきましたね。

最後に私が小学生の頃、読んで本当にショックを受けた文章を紹介して終わります。
感じ方は人それぞれですが、これを見た人が自分で考えてくれたら、、と結びます。


 チプコのメッセージ
モントリオール会議・インド代表 1992.5.3


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私たちはチプコと呼ばれている
チプコはインド語で“抱きつく”という意味
私たちは木が切られないように木に抱きつく
木と共に切られてすでに200人が死んだ
今、あなたがたの国からたくさんの人が来て、たくさんの木を切り、たくさんのダムを作ろうとしている
ダムができると森が沈み、私たちは生きていけない。
このようなことが行われないために、私達10万人のチプコは水に沈む覚悟をした
よく聞いて欲しい
私たちは決して貧しくはない、私たちは豊かだ
私たちは何も欲しくない、ダムも電気もお金も
あなた方は経済という宗教に取りつかれてしまった
神様はお金、儀式は開発、生けにえは地球
神様からの贈り物は飢えと公害と戦争
開発は自然を殺し、一時の富をもたらすが永遠の生活と幸せを失う
私たちは開発ではなく幸せを、求めている
小さな土地と小さな水、そして小さな食べ物で十分なのだ
幸せはお城の中ではなく、自然の中にある
悩みは欲の中にあり、幸せとは欲から開放されること
あなた方はどうして、その当り前のことを忘れてしまったのか
あなた方はどこに行くのか
Yes to life! No to death!



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※インドのナルマダ渓谷に、現在3000のダムを作り100の村、10万人の先住民族を水に沈める開発が進められている。
 これには日本のODA(途上国支援)が大きく関与していて、国際的な批判で世界銀行は融資を中止したが、工事は今なお続いている。
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by yu-kimura_stuff | 2006-11-06 18:40
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